
『ニーア リィンカーネーション』は2024年4月30日をもってサービスを終了しました。
『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』は、「NieR」や「DOD」シリーズで描かれてきた独特の世界観と物語性を受け継ぐスマホ向けRPGです。
「檻(ケージ)」と呼ばれる不思議な空間を舞台として、さまざまな記憶を巡っていく物語が描かれます。
この記事では、スマホRPGとしてリリースされた『リィンカネ』の世界観や特徴について紹介していきます。
Contents
NieRシリーズとは?

「NieR」シリーズは、スクウェア・エニックスが展開するアクションRPGで、『ドラッグオンドラグーン(DOD)』シリーズとも世界観を共有している人気ゲームです。
『NieR Replicant』や『NieR:Automata』など、独特の雰囲気と世界観で描かれる物語が魅力的で、世界中の多くのユーザーから支持されています。
シリーズ初のスマホRPGとなる『NieR Re[in]carnation』では、これまでの作品とのコラボも実施されています。
・NieR Replicant(2021/3/31〜5/8)
・ドラッグオンドラグーン3(2021/5/8〜5/31)
ニーアリィンカーネーションの世界観とストーリー

建造物が連なる空間『檻(ケージ)』を舞台に、この場所で目覚めたひとりの少女を中心に物語がはじまります。
少女が黒いカカシに触れることで「誰かの記憶」の世界へ入り込み、壊れた物語を正しい姿へと修正していく。
序盤は状況や目的も曖昧なまま進みますが、複数の人物の記憶を辿ることで断片が少しずつ繋がっていき、徐々に謎に満ちた世界の全貌が明らかになっていきます。
グラフィック表現の魅力

『檻(ケージ)』の世界はスマホゲームとは思えないほど精細に描かれており、静かな空間に差し込む光や影の表現によって圧倒的な没入感を生み出しています。
細かい部分まで丁寧に作り込まれたビジュアルは、本作の世界観を強く印象づける魅力のひとつです。

なお画質設定は「最高・高・中・低」の4段階から選択可能なので、端末性能に合わせて調整できます。
ただし映像の美しさが大きな特徴でもあるため、可能であれば「高」以上で遊ぶことがおすすめします!
独特な雰囲気を纏うキャラクター

「記憶の物語」に登場する人物たちは、それぞれが異なる背景や思いを抱えており、メインストーリーの進行と同時に人物像が深く掘り下げられていきます。
各物語の結末を知ると複雑な気持ちになるかもしれませんが、ゲームへの没入感はより高まっていくはずです。
3D背景で展開するコマンドバトル

キャラが滑らかに動くアニメーションと高品質なエフェクトにより、見応えのあるコマンドバトルとなっています。
コマンド形式ではあるものの、スピード感のある攻撃やスキル演出により、ニーアらしい爽快バトルを体感可能!

バトルは3人編成で行われ、武器種や属性に応じた装備・オトモの組み合わせが攻略のポイントになります。
序盤は「おまかせ編成」でも問題ありませんが、高難度クエストでは属性を考慮した戦略的な編成が求められます。
ニーアリィンカーネーション評価まとめ

『NieR Re[in]carnation』は、独特の世界観と謎めいた物語、スマホ最高峰クラスのグラフィック、美しいバトル演出、そして作品全体を支える音楽など、随所に高いクオリティを感じられるタイトルでした。
移動操作が少し面倒な場面もありましたが、オート移動も可能だったため進行には影響はなかった印象です。
残念ながら既にサービスは終了しており現在プレイすることはできませんが、「輪廻」を意味するタイトルを回収しつつ、これまでのシリーズとの関係性も示唆する展開は、「まさにNieRシリーズ!」といった名作RPGでした。





